会社を辞めたいって思った時に、こんな事を思いませんか?
- 今の給料で生活できているから少し我慢すれば何とかなるかもしれない。
- 辞めた後に何をしてよいか分からないし、次の就職先が見つかるか不安。
- 再就職できてもどんな仕事でどれくらい給料がもらえるのか分からない。
会社は社員全員を守ってくれない
今の会社は業績の良し悪しに関わらず、リストラをしている会社が沢山あります。
リストラという分かりやすいものから希望退職を促す制度もその一つかもしれません。
これはなぜなのでしょうか?
理由の1つとして、日本の人口ピラミッドと一緒で若い社員よりも年齢を重ねた社員を多く抱えているからです。
当然、経験値のある(勤続年数が長い)人ですから人件費は高くなります。
特に年功序列型の会社では、若い社員が優秀であってもなかなか会社内での立場も上がらず給料も上がらず状態。
そうなると若い社員のモチベーションが下がることになり、もっと良い条件の会社への転職やフリーになるといった事が発生し、会社としても人財の損失を招くことになります。
そこで白羽の矢が立つのは古参と言われる経験豊富な社員です。業界によっては違うと思いますが、私のいる会社では明らかにそうです。経験が高いのであれば会社にもメリットがあるじゃないかと思いそうですが、経験豊富な社員で残しておいてメリットのある優秀な人財だと認識される人は一部の人だけです。
そんな中で「高年齢者雇用安定法の改正」が決定し、令和3年4月から施行されました。
厚生労働省のホームページには以下の通り記載されています。
「今回の改正は、個々の労働者の多様な特性やニーズを踏まえ、70歳までの就業機会
厚生労働省ホームページ
の確保について、多様な選択肢を法制度上整え、事業主としていずれかの措置を
制度化する努力義務を設けるものです」
この法改正に伴い会社はどのような動きになるでしょうか?
努力義務とは言っても、いずれ義務になることを想定しているのではないかと思います。日本人の高齢化社会よる年金支給の財源不足は、今に始まったことではなく、今後、若い人たちの年金支給額は減っていきます。自分の両親と自分が受け取れるだろう年金支給額には大きな差があります。国としては、国民各自が老後の生活に備えるような動きを見せています。その一つに上記の「70歳までの就業機会の確保」があります。こうなると、会社の高齢化は更に進んでいきます。そうならないようにリストラや早期希望退職の募集は増加すると思われます。
※日本経済新聞の希望退職、早期退職の記事はこちら。
ただ、会社のためだけに希望退職制度を導入しているかと言えばそうでもありません。
早期退職をすることにより会社を辞めた後のことを考えてみるとやり直す時間があるということです。
早い機会でそれを見つけることができるのであれば、今までとは違う環境や分野でチャレンジするチャンスを活かせるということです。今後の人生でも大きなメリットに繋がる可能性もあるということです。
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自分自身でスキルアップできることはないか
会社に残るにせよ、転職するにせよ、やはり「手に職」を持っている方がプラスになると思います。
では、具体的に「手に職」と言ってもどうしたらいいでしょうか?
私達の年代にとって、新しいものに取り組むのは容易ではありません。
それでも何かできるものは無いかと考えてみました。
私は手始めにこのブログを作ってみることにしました。
無料で簡単にブログを作るサービスもありますが、私は「Wordpress」という有料のものを使って作成することにしました。
有料サービスを選んだのは3つの理由
- 無料のサービスの場合、サービス提供の中止が発生し停止になる可能性があります。
この場合、私が書いた記事(=財産)が無くなってしまうリスクがある。 - 無料のサービスはとても簡単に作れてしまうものなので、私にとって何も技術が身につかない。
- 今からブログ作成するなら「Wordpress」一択ということを多くの有名ブロガーが発信している。
ちなみに私は、「ConoHa WING」というレンタルサーバーを使っています。
自分の生き方を見つめ直す
色々な事情で「仕事をやめたい」理由はあると思いますが、今、おかれている自分の立場や将来の生活を一度見直してみては如何でしょうか?
最初に書いた3つのことを私はずっと思っていました。
- 今の給料で生活できているから少し我慢すれば何とかなるかも
今の給料で生活できているからと言ってこの先もこのまま続くとは限りません。
私の会社では45歳以上の社員に対しては希望退職の案内が数年前から毎年送られてきます。
シニア社員制度もありますが、私がその立場になった時に会社にとっても自分にとっても会社に残っている価値があるというイメージが湧かない。
今の仕事に固執する必要はない。色々な生き方があってそれを自分で選択できる。
- 辞めた後に何をしてよいか分からないし、次の就職先が見つかるか不安
私の場合は海外に移住することにしましたので、当然、この不安は残っています。
完全にリタイアする気持ちはなく、現地で働こうと思っています。いわゆるセミリアタイアです。
向こうでの就職状況を調べていますが、日本語話者の就職事情は悪くはないようで、むしろ需要ありという情報でした。この年齢でも本人次第という感じでした。
そうであれば、少しでも自分の武器(手に職)を増やしておきたいので新しいことを始めました。
ブログ作成は手始めですが、他にも挑戦しようと思っていることもあるので何れご報告できたらと思います。
- 再就職できても、どんな仕事でどれくらい給料がもらえるのか分からない
ここは自分の資産運用や現地での収入、現地での物価などが大きく影響します。
どんな環境でどんな生活をするかによって支出も変わります。
ここは人それぞれとなるので、これなら大丈夫とは言えない部分でもありますが、まずは、現状を知って、今後どうしていくかをシュミレーションした方が良いと思います。実際に私が、実践してみた内容が関連記事にありますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
私が会社を辞める判断をするうえで大事だなと思ったこと
・自分にとって何が大切でどんな生き方をしたいのか?
・自分が求める生き方に今の生活である必要はあるか?
・自分が求める生き方にこれから何が必要となるのか?
そして、私は希望退職して海外で暮らすことを選ぶことにしました。
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