2021年4月に29年間務めた会社を退職。2022年2月よりフィリピンに移住

フィリピンのネイルサロンに男性客が多い理由を知ってる?

「え?男性がネイルサロン?」と思う方もいるかもしれません。でも、実はフィリピンでは男性が普通にネイルサロンに通っています。私も最初は抵抗がありましたが、今では2~3週間に1回通うほどハマっています。「爪くらい自分で切れるわい」という方もいると思いますが、私がフィリピンのネイルサロンにはまってしまったサービスとはどんなものなのか?5つの驚きのポイントとともに、具体的にどんなサービスなの?値段は?どこにあるの?なぜおすすめなのか?といったことをご紹介します。先入観にとらわれずぜひ最後までお付き合いください。

目次

私の事情

私のネイルサロン経験値

初めに言っておきますと、私は日本でネイルサロンには行ったことがありません。知り合いの女性が有名なネイルサロンに通っていて、嬉しそうに爪を見せてくれたことが何度もあったので、ネイルサロンというと女性がマニキュアや爪にデコレーションをしに行く場所という認識でした。実際のところ日本のネイルサロンについてはあまり分かっていませんが、これは今でもそういう認識です。
そんな私がフィリピンでどの程度の頻度でネイルサロンに行っているかというと2~3週間に1回というペースです。
日本では一度もネイルサロンに通ったことが無い私が、なぜ、フィリピンでネイルサロンに通っているかを説明します。

なぜ私がネイルサロンに通うのか?

まず、初めになぜ私がフィリピンのネイルサロンに通うことになったのかを説明したいと思います。ちなみにフィリピンでの初ネイルサロンは、私が旅行で初めてフィリピン訪れたとき(2016年2月)です。
フィリピンの友達に連れて行ってもらったことがきっかけです。友人が私の踵の状況をみて連れて行ってくれたというのが最初です。

私の踵はいつもガサガサで、まるでひび割れたお餅のよう。夏はサンダルを履くことが多くて硬くなり、冬は乾燥でさらに悪化。私が初めてフィリピンでネイルサロンに行った時期は日本が冬で乾燥した時期でした。冬になると踵は夏場よりも更に悪化してひび割れたところから血が出ることもありました。そうなると歩く時も痛いくらいです。冬場であれば、当然靴下も履いているしサンダルではなく靴も履いていますが、家に帰って靴下を脱ぐと、ひび割れした部分に靴下の糸くずが詰まっていることもしばしばです。
この踵の悩みは、結構、昔からのもので、自分で硬い部分をカッターで削ったりもしてました。以前、家族で台湾旅行をしたときにナイフで踵の硬い部分を削ってくれるサービスを経験したりもしました。国内旅行先でたまたま見つけたのですが踵を削ってくれるサービスを受けたこともあります。その時は施術してくれた方が、1回ではとても無理とのこと。そんな私の踵の状態を知った友達がネイルサロンに連れて行ってくれて、素晴らしいサービスだと思い定期的に通うようになりました。
そして、フィリピンのネイルサロンに通うことによって、私の踵はとても良い状態がキープ出来ているのです。
次はフィリピンのネイルサロンはどんなところかをご説明します。

フィリピンのネイルサロンってどんなところ?

フィリピンのネイルサロンではどんなことをするのか?

ブログ主

私がフィリピンのネイルサロンに行ったときには、踵の状態を良くするためにいつもフットスパのサービスを頼みます。ここではどんな手順でサービスを受けるかを説明します。

STEP
フットバス

フットバス用のバケツには温かいお湯が入っており、そこに足をつけてガチガチになった足の裏をふやかします。ちなみに私はこの時にオプションでマジックソルトというパウダーを入れています。これは最初にパウダーを入れて暫く経つとドロドロした感じになります。暫くはそのまま足をお湯につけておきます。その後、何かの別なパウダーを入れるとお湯がサラサラになります。

STEP
足をフットバスに入れている間に手のネイルカット

・ネイルカット
・甘皮処理
・爪磨き
 マニキュアが必要な場合はここで行いますが、私の場合はマニキュアはしないので次のSTEPへ。

STEP
踵ケア

・片足はお湯につけたまま専用の道具を使って踵削り
 ※私の踵は固くなりやすいため、いつも時間をかけて踵削りをしてくれます。
・完了したら、もう片足の踵削り

STEP
足のネイルカット

・ネイルカット
・甘皮処理
・爪磨き
ペディキュアが必要な場合はここでペディキュアを行います。爪の保護ためにたまに透明なペディキュアをすることもあります。

STEP
足のマッサージ

・保湿クリーム&軽めなマッサージ

実際に施術をしている様子はこちら。

https://www.instagram.com/reel/DJWBlOZPwzQ/?igsh=MXJxYmE3bnRxaXpxNg==

ネイルサロンにはどんなお店があるのか?

一言にネイルサロンと言っても、色々な形態があります。私がよく見かけるフィリピンのネイルサロンをご紹介します。
・日本で見かけるようなマニュキアやデコレーションをするネイルサロン
・私がよく利用するフットスパのあるサロン
・床屋とネイルサロンの一体型
・ホテル内サービス、自宅などの指定場所への出張サービス

出張サービスについては利用したことがないので、不確かですが、殆どの場合はメニューがありますので、メニューを確認してサービスを選択する形になると思います。ここで具体的にネイルサロンの概要をまとめたいと思います。

フィリピンで見かけるネイルサロン

サロンの種類イメージどんな場所にあるか特徴価格帯(Peso)
ノーマルネイルサロン・ショッピングモール・日本のネイルサロンと同じ感じだが、殆どの場合、フットスパもある場合が多い
580〜720ペソ
ローカルネイルサロン・ショッピングモールに多数
・ストリートに多数
・フットスパがある場合が殆ど
・ショッピングモールの方がやや高めでストリートの方が安め
ショッピングモール系:450〜800ペソ
ストリート系:250〜450ペソ
ローカル床屋併設サロン・ストリートに多数・床屋と併設されているためセット料金でディスカウントする場合が多い
・安価な場合が多い
250〜450ペソ
ホテル&出張サービス・ホテルの部屋や自室・ホテル側で常設しているのは少数
・出張の場合は交渉が必要

驚きの5つのポイント

驚きのポイント1⇒色々な形態のネイルサロンが沢山ある
上記のようにフィリピンにはあちこちにネイルサロンが沢山あります。ショッピングモールには1軒どころか複数ある場合が殆どです。ローカルな道を歩いてもチョコチョコ見かけます。むしろこちらの方が数が多いくらいです。ホテルなどにも常設されている場合や無い場合でも部屋に来てもらってということも可能な場合もありますので旅先で気軽に体験できます。ちなみに私が通っているネイルサロンは床屋と一体型になったお店では髪を切るタイミングで一緒に踵のケアも一緒にできたりもします。セットにすると割引もあったりします。フィリピンの人にとってネイルサロンはかなり生活の身近にあるものだと思います。

驚きのポイント2⇒男性客が多い
フィリピンのネイルサロンに行くと男性客が多いことにビックリします。若い男性だけでなく俺と同じくらいの年齢の方、もっと年配の方もよく見かけます。初めて行ったときは男なのにネイルサロンにいることが何となく恥ずかしくて、その場にいることに対して違和感を感じていました。ところが、フィリピンでは男性がネイルサロンに行くことが普通のことのようです。そういう文化と言えるのかも知れません。自分が通ってるネイルサロンだけでなく、ショッピングモールなどを歩いている際、店内を確認しますが、ホントに男性客が多くてビックリします。
ちなみに私の住んでいるアパートのオーナーは私よりも年上ですが、専属のネイリストが自宅まできてサービスを受けているのを何度も見かけました。

ブログ主

会社時代の同僚である70歳オーバーの男性がフィリピンに遊びに来たときに、ネイルサロンに連れていきました。フットスパ&ネイルカット&ヘアカット&ヘアカラーです。そのときに同僚が特に気に入ったのはフットスパ&ネイルカットでした。かなり気に入ったらしくフィリピンに3週間くらい滞在している最中に再訪問しリピーターになってました。その後、同僚はタイに行ったときにフィリピンで受けたフットスパを探して行ってみたところ、私が連れて行った快適なネイルサロンは見つけられなかったとのことでした。当然、旅先でいいお店を見つけられるかということもあると思うのでタイにも良いお店があると思います。

驚きのポイント3⇒高い技術力
私がフィリピンでにネイルサロンで高い技術力だと思った理由は巻き爪のケアがあったからです。巻き爪とは爪の両端が内側に丸まって皮膚に食い込んできて皮膚が炎症したような状態になります。私の足の爪は巻き爪で暫く手入れをしないと親指の爪が皮膚に食い込んできてサイドが腫れてきてかなり痛くなり歩くのも辛くなってきます。ちょっと触れただけでも痛くなるのですが、爪が食い込んだ部分を丁寧に除去してくれます。それまで凄く痛かった親指が終わったあとは全く痛くなくなるのでホントに助かっています。※食い込んだ爪の処理は暫定的な対応なので、本格的に治すのであれば、爪の矯正をするみたいです。

驚きのポイント4⇒低価格
フィリピンでは、最低賃金アップがどんどん進んでいますが、日本ほど人件費が高くありません。床屋やネイルサロンにおいても私が通い出した頃より少しづつ価格が上がっていますが、それでも日本よりもかなり安いのが現状です。また上記に記載したとおりに店によって価格帯はかなり違いますが、低価格と言えると思います。

ブログ主

参考になるかと思い、フィリピンのマニキュア全般の価格を調べてみました。フィリピンのストリート系とモール系と日本の価格を比べてみましょう。
下表を見てもらえればわかると思いますが、フィリピンのストリート系は比較的に低価格のお店が多いことが分かります。モール系はそれよりも若干価格がアップする感じです。そのモール系と比べてみても日本の価格は高く感じると思います。もちろんお店によってはエリアなどによっても金額の高いや低いはあります。また、日本のサービスとフィリピンのサービス品質の違いもあると思いますので、一概に高い安いと言い切れないことも事実です。

サービス内容フィリピン(ストリート系)フィリピン(モール系)日本の平均価格
ジェルマニキュア(基本)約600ペソ(約1,500円)950~1,250ペソ(約2,400~3,100円)4,000~6,000円
ジェルペディキュア(基本)約520ペソ(約1,300円)1,000~1,350ペソ(約2,400~3,300円)5,000~7,000円
ペディキュア(クラシック)130~250ペソ(約340~650円)380~500ペソ(約1,000~1,300円)2,500~3,500円
ネイルアート(1本)50~200ペソ(約130~500円)50~280ペソ(約130~700円)500~1,000円
フットスパ(ベーシック)250~400ペソ(約650~1000円)580~720ペソ(約1,400~1,800円)2,000~3,000円
マニキュア(クラシック)100~150ペソ(約260~400円)350~450ペソ(約900~1,200円)2,000~3,000円
ネイルエクステンション1,500~2,800ペソ(約3,900~7,300円)2,400~2,900ペソ(約6,200~7,500円)7,000~10,000円以上
ジェルポリッシュ除去100ペソ~(約260円~)50~350ペソ(約130~900円)1,000~2,000円

【補足】
・価格は調べてみましたが変動するものですので、価格についてはあくまでも参考価格としてください。
為替は、1ペソ2.6円で換算
・ストリート系は地元密着のサロン、価格は安めだが技術に差がある場合あり
・モール系は清潔感、技術、設備ともに安定、ただし価格もやや高め
・日本の価格は都市部の相場。地方ではもう少し安いケースあり

驚きのポイント5⇒リラックスできる&人との交流が楽しい
フィリピンのネイルサロンでは、施術中にスタッフと話をしたり、他のお客さんとも自然に会話が生まれたりします。私が通っているサロンでも、スタッフとちょっとした雑談をするのが楽しみの一つ。リラックスできる空間で、爪だけでなく心も癒されるのがフィリピンのネイルサロンの魅力です。

ブログ主

日本のネイルサロンと比べてフィリピンのネイルサロンの価格はどうでしょうか?全体的に安いと思いませんか?ここでフィリピンのチップの話を豆知識としてお伝えします。

フィリピンでのチップ文化について

フィリピンでは、チップは義務ではありませんが、良いサービスを受けた際に感謝の気持ちとして渡す習慣があります。
特に、マッサージ店やネイルサロンではチップを期待されることが多く、会計時に「いくらにしますか?」と聞かれることもあります。良いサービスを受けたと感じたのならチップを渡すのも良いでしょう。
また、チップを渡すタイミングは、サービス終了後に直接施術してくれたスタッフへ が渡すのが一般的。私が通っているネイルサロンやマッサージ店でも、ほとんどの人がチップを渡しているのを見かけます。
チップの金額は、サービスの料金の10〜20%程度が一般的ですが、必ずしもこれに従う必要はなく、感謝の気持ちやサービスの質によって調整できます。

ブログ主

ちなみに私の場合
・ネイルサロンは時間制ではありませんが、踵のケアをとても丁寧にしてくれる ので、100ペソを渡しています。
・時間制のマッサージ店 で、毎回しっかり施術してもらっています。サービスには満足 していますが、時間延長や特別な対応があるわけではない ので、50ペソを渡しています。

また、日本に帰国した際は、チョコレートなどのお土産を持ち帰って渡すことも あります。これがとても喜ばれるので、スタッフとの関係を良好にするちょっとしたコツかもしれません。

ブログ主

フィリピンではネイルサロンが日常の一部であり、男性が通うのも普通のこと。最初は抵抗があるかもしれませんが、一度体験すればその快適さに驚くはずです。ぜひ、フィリピンに来たら試してみてください!

 

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